こんにちは。MilaOyaji です。
このブログでは、私と二匹の猫との静かなる日々をお届けしたいと思います。

もう「猫学」に関する本は何冊も買っているんで買うつもりはなかったのですが、あの科学雑誌「ニュートン」の猫版の「ニャートン」が4月の初めに出ていたんで思わず買ってしまいました。

「ねこちゃんホンポ」より
イエネコの原種とされているのは、アフリカからアジアに広く分布する「リビアヤマネコ」であるってことはみなさんご存じかもしれません。
ちなみに現在でも北アフリカや中東の一部に生息しているそうですよ。

「ねこちゃんホンポ」より
リビアヤマネコは、朝と夕方、そして夜に活動する、いわゆる薄明薄暮性の動物。
昼間は岩陰や茂みの中で休み、薄暗い時間帯になったら小型哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫などを捕食するそうだ。

で、今のイエネコのうち、リビアヤマネコに一番近いのがキジトラってことです。
このキジトラの縞模様は草木に紛れやすく、外敵から身を隠すのに役立つという。
で、もともとイエネコはこのキジトラ模様だけだったらしい。
人間に飼育されるされるようになったことで、遺伝子の異変によって生まれたキジトラ以外の模様の猫も生き残れるようになった。
その結果バラエティー豊かな見た目の猫たちが生まれたのです。

ところで三毛猫って遺伝子学的にそのほとんどがメスであることが有名ですよね?
オスが生まれる確率はわずか 3万分の1 だとか。

ではこれは知ってましたか?
茶トラの猫は 8割がオス
私は知りませんでした!
そういえば我が家のアメショのミラはメスなわけですが・・・。

ミラは元々 6きょうだい。そのうちオスは 4匹でメスは 2匹だけでした。
なるほど、オスの方が圧倒的に多いですよね!
知らなかったなあ~。
もう少し科学的に書くと、茶トラになるためには両親の遺伝子に優性遺伝子の O が必要。
オスの場合は両親のどちらかが O 遺伝子を持っていれば茶トラになる確率があるのに対し、メスの場合は両親のどちらにも優性遺伝子の O がなければ茶トラになれないから・・・だそうだ。

そうかあ。ミラはそこそこ稀少な猫だったんだ。
やっぱ勉強すると色々学べるものですね・・・。
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