二匹の猫とオヤジの静かなる日々

猫とオヤジの静かなる日々を淡々と綴っています

來依に「お手」を教える(クリッカー・トレーニング)

こんにちは。MilaOyaji です。
このブログでは、私と二匹の猫との静かなる日々をお届けしたいと思います。

私は早くから猫のトレーニングに興味を持っていて、先住猫のミラを飼い始める何ヶ月も前にこんな本を買っていました。
「猫との暮らしが変わる遊びのレシピ」(坂崎清歌・青木愛弓著)です。

この本で紹介されているのはクリッカー・トレーニング。
ボタンを押すとカチッと音が鳴る「クリッカー」という道具を用いたトレーニング法で、「クリッカー・トレーニング」で検索してみれば分かるとおり、本来は主に犬に対して行うものだ。

ところがこの本ではそれを猫に対して行っている。
そう。一般的に犬と違って猫は芸を覚えないとされているが、実はそんなことはないのだ。

こう書くと「猫は気ままに生きる動物。それに対して無理矢理芸を仕込むなんて」と思う人がいるかもしれない。

でもそれは違っている。「無理矢理芸を仕込む」のではない。「クリッカーを使って猫と遊ぶ」のだ。
だから本のタイトルも「猫との暮らしが変わる遊びのレシピ」なのだ。

そう。クリッカー・トレーニングは猫とのコミュニケーション手段なのですよ。

必要なのはクリッカーとターゲット棒と猫が一番喜ぶおやつだけ。

クリッカーに関してはこのようものが 400~500円でネットにいくらでも売っています。
要するに「カチッ」っていうクリック音が鳴る道具だ。

だけど私が買ったのはこの Karen Pryor Clicker Training というやつで、クリッカーとターゲット棒が 1つになっているもの。

2,880円もするんで、「高い」と思った方は普通のクリッカーと、あとはお菜箸あたりをターゲット棒として使えば十分。
でも個人的にはクリッカーと一体型になっていた方が便利だと思いますよ。手に 1つ持てばいいのだから。

さて、肝心のクリッカー・トレーニングの方法はというと、実はとても簡単だ。

大事なポイントは「クリッカーの音が鳴ると→ご褒美(エサ)がもらえる」と猫に認識させることだ。
これを「チャージング」というのだが、要するに猫にクリッカーの音を「ご褒美が出てくる音」と条件づけさせるわけです。

だから・・・

   猫が正しい行動をする
      ↓
   すぐにクリッカーを鳴らす
      ↓
   ご褒美をあげる

という流れになるわけです。

最初はこのターゲット棒を猫の鼻先に差し出す。
大抵の猫はそうすると興味を持ってきてターゲット棒の臭いを嗅ごうとする。

そのとき素早くクリッカーを鳴らし、ご褒美をあげるのだ。
すると猫は「ターゲット棒に鼻を近づけるとご褒美がもらえる」と学習するというわけ。

というわけで早速來依にやってみました。
クリッカー・トレーニング、初挑戦です。

最初としては、まあまあですかねえ。

ま、あわててはいけません。
これは飽くまで猫とのコミュニケーションの手段なのだから・・・。

というわけでクリッカー・トレーニングはまだまだ続きます。

 

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